まるで炭酸水のような軽い食感の餡子はプロの味

あまりにも有名な上野のみはしのあんみつ。サラッとした餡子がなんといっても特徴的です。スルスル入って口からなくなっていくんです。シュワシュワッといってもいいような食感の餡子。餡子でシュワシュワって、まずフツウは無い食感ですよね。餡子作りはとても大変なので、プロの技なのだと思います。

 

北海道十勝産の選りすぐりの小豆を丁寧に漉しているのがわかります。毎年十勝へ出向いて品質チェックされているそうですよ。上野本店では、四角い形で寒天の上に乗って提供されます。その形が絵になるんですよね。

 

餡子だけでなくみはしさんのあんみつは、ほかの具材も全てシンプルで、最小限に入っている感じです。最小限なのに、最大に良いバランスというか、洗練された完成品というか、どれもが主張していない。全てがさっぱりしているけれど、おいしいの。

 

ちょっとひとつひとつ説明していきますね。

スルルン、ルン、さっぱり餡と寒天はプロのバランス!みはしのあんみつ

全て計算された具材のバランスで、風情とともにまた食べたくなる

 

みかんは昔ながらの缶詰みかんですが酸味があって甘さがくどくないので、ちょっとお口直しによい。みかんを食べたら、また餡子に行きたくなります。求肥も手作り、とっても柔らかくシンプルに2つ、それも白色のみ。超シンプル。豆も固すぎず柔らかすぎず、匂いも強くない。けれど、しっかり豆の味。寒天は静岡の天草使用で、コリコリ感が強すぎもなく、柔らかすぎもなく、角がしっかり残って全然水っぽくないがみずみずしいんです。私は静岡の伊豆地方の寒天は最高級だと思っているので、これも嬉しい限り。最後に蜜。黒と白の間のさっぱり感で、ドロドロせずに寒天にスルンとはいって浸透していく感じです。

 

 書いていても、また食べたくなるようなさっぱり感です。飽きがこないってこういうことを言うのでしょうか。

 

 みはしさんの店舗では、軽食まで一年中様々なメニューをいただけます。粟ぜんざいなども寒い日はおいしいですし、夏は氷も美味です。しっかり下町風情とともに散歩の一休みにも良さそうです。でも店舗に行きにくい人は、宅配で。贈り物にもいかがですか。